ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 野口絵美 徳間書店ウミ カケル キシ ノ デンセツ ジョーンズ,ダイアナ・ウィン ノグチ,エミ 発行年月:2006年12月 ページ数:282p サイズ:単行本 ISBN:9784198622763 ジョーンズ,ダイアナ・ウィン(Jones,Diana Wynne)(ジョーンズ,ダイアナウィン) 1934年イギリス生まれ。
子どもの頃から古典に親しみ、オックスフォード大学セントアンズ校ではトールキンに師事。
大学卒業と同時に結婚、三人の子育て中に、ファンタジーを書き始める。
魔法を扱った独創的なファンタジーを数多く発表、イギリスを代表するファンタジー作家と評価が高い 野口絵美(ノグチエミ) 横浜生まれ。
フェリス女学院高等学校卒。
東京女子医科大学中退。
早稲田大学第一文学部卒業。
劇団テアトル・エコーで女優をしながら、翻訳の仕事にも打ち込んでいる 佐竹美保(サタケミホ) 富山県に生まれる。
上京後、SFファンタジーの挿絵を描き始め、後に児童書の世界へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 舞台は百年以上前の英国。
十二歳のアレックスとその姉セシリアの家は、海を見おろす丘にあった。
この海には恐ろしい伝説がある。
百年に一度、海の向こうにあるという死の国から“運命の騎士”が現れ、その姿を見た者は、流砂にのまれて、死ぬ運命なのだと。
ある冬の夜、アレックスの家に、見知らぬ若い男が一夜の宿を求めて訪ねてきた。
まるで中世の騎士のような身なりの、気品に満ちたその男は、ロバート・ハウフォース卿と名乗ったが、翌朝には姿を消していた。
セシリアは、なぜかその男のことが忘れられなかった。
しばらくたったある日、アレックスとセシリアは海岸で信じられないものを見た。
近くの島の上空に、馬に乗った騎士たちが躍り出たのだ。
その先頭はロバートだった。
“運命の騎士”の謎を解こうと、島へ向かったアレックスたちは、島から海の向こうへと続く流砂の中に、隠された道を見つけ…。
十九世紀の英国と時のはざまにある伝説の国を舞台に、二つの世界の子どもたちと騎士が活躍する、ロマンチックな冒険ファンタジー。
英国の「ファンタジーの女王」による、若き日の傑作。
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